<例会♪豆知識>
合同例会
ずっこけ狂言ばなし どろ・ピカ・ぽん
民芸芸能アンサンブル若駒
2016年4月24日) 矢田ふれあいセンター
開場17:30 開演18:00
「どろ・ピカ・ぽん」ってな~んだ?
どろ…どろぼう
ピカ…かみなり
ぽん…たぬき
という意味だそうです!
【狂言】とは?
世界的に知られている日本の舞台芸術で、能とは異なり、一般庶民の日常生活や人間のこっけいな部分を題材にした、笑いの劇を行う寸劇です。
演者は能面は着けずに演じることが多く、現代でも充分理解できる話の内容が多いです。
猿楽能の滑稽な部分を劇化した最古の喜劇です。
現代において例えるなら、お笑い舞台劇ですね。
例えばよしもと新喜劇とかワハハ本舗のように日常の笑いをひたすら面白おかしく構成しているものです
3月19日(土)室場ふれあいセンターにて 若駒の藤堂さんによる
狂言ワークショップを開催しました。
舞台のつくり、せんす、足袋のお話や
一緒に狂言の歩き方、座り方、寝方など体験したよ!
狂言に登場するさまざまな動物たちの鳴き声を紹介しましょう。『靭猿(うつぼざる)』や『猿聟(さるむこ)』に出てくるサルは「キャー、キャー」で分かりやすいのですが、『釣狐(つりぎつね)』のキツネになると、「クワーイ」という鳴き声です。狂言の内容や狂言師が狐の縫いぐるみを着て、発声しますから、分かりますが、文字だけで想像するのはちょっと難しいかもしれません。
大きい動物だと『止動方角』という狂言にウマが登場します。若手の狂言師が狂言面をつけ、縫いぐるみを着て舞台狭しと暴れ回ります。その鳴き声が「ヒーヒヒヒヒヒ」。最も小さいのが昆虫の蚊。大名と蚊が相撲をとる『蚊相撲』で大人の狂言師が面をつけて「プ―」。いかにも狂言らしいおおらかな演出です。
狂言の舞台はほかにもたくさんの動物でにぎわいます。「コカアコカア」「ビョウビョウビョウ」「ポッホーイ」「コーコーコーコキャー」と鳴くのは、さて何でしょう? 答えは順にカラス、イヌ、フクロウ、ニワトリです。
京都観光協会HPより